2008年03月16日

ベトナムの気候

ベトナム国土は南北1,650km・東西600kmと縦に細長く、ベトナム人自ら「米かごをつるす天秤棒」と例えます。これは、国土の大半がインドシナ半島を脊梁の如く縦断するチュオンソン山脈の東側に属するためです。この山脈の影響で、山岳地帯では4,000mmを超える降水量を記録する場所もあります。
国土の北端は中国に接しますが、南端は赤道近くにまで達し、北緯8度33分と低緯度です。このため南西モンスーンの影響を強く受け、ことに7月から11月までは国土中央部で台風の被害に見舞われる頻度が高いです。

そんなベトナムですが、その気候は、北部では温帯性・南部では熱帯性気候下と二分されます。いわゆる「ケッペンによる気候区分」では、北部は温帯夏雨・南部はサバナのそれぞれの気候に属することになっています。
北部での平均気温は冬は1月で16度、夏は7月で29度であり、年平均降水量は1,704mm。4月から10月までが雨期となります。
一方、南部では冬の1月で18度、夏の7月で33度。平均降水量は1,000mmと、北部と比較すると少ないです。

ところで、「アオザイ」と呼ばれるベトナムの民族衣装がありますが、実は当地の高温多湿な気候に適した衣服なのです。
上衣は一般的に風通しのよい一枚仕立ての綿である一方、下衣には透けそうなくらい薄い布地が用いられます。身体のラインにぴったりと合わさり、丈は長いものの腰まで入ったスリットのため、体の動きが颯爽と見えます。
そんなアオザイも太ると着られなくなってしまうのですが、暑い国にも関わらず背筋をシャンと伸ばし、すらりとアオザイを着こなし、実にエレガントに風を切るベトナム女性は、その美しさを周囲に振りまいています。それはそれは、うだるような暑さも忘れてしまいそうなすがすがしさなのです。

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shanaou080313 at 18:16 │TrackBack(0)この記事をクリップ! 080316 

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